未経験からUXリサーチャーを目指したきっかけ(下)

こんにちは!ほやほやリサーチャーです。

前回は、自分がUXリサーチャーを目指したきっかけを、前職や学生時代の話を交えながら書いてみました(前回はこちら!)。後編となる今回は、心が迷い始めた自分がUXという言葉に出会うあたりから書いていこうかと思います。

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UXという言葉と出会った

元々人に興味があった自分が、プログラマとして日々コードに向き合っていることに疑問を持ったあたりから、IT業界の仕事をいろいろ探してみよう、という気持ちになりました。IT系の職種として、プログラマ、エンジニア、PM、ITコンサルぐらいしか知らなかったからです。

ネットや書籍などでいろいろ調べていくうちに、UXという言葉と出会いました。どこで出会ったのかは忘れてしまいましたが、UXの説明として、「ユーザーが感じたり考えたりすることのすべて」みたいな説明があって、おや、これは自分の興味に近いかもしれない……、と思い始めました。それは、人々が思ったり考えたりすることを知りたい、という、自分の道徳判断への興味の持ち方に通じるところがあったからです。

そこから、もっとUXを知っていきたい、特に、UXに関与することを仕事にするとしたらどういった職があるのか知りたい、と思い、より詳しく調べていきました。

UXと名の付く仕事っていっぱいあるんだな……

UXデザイナー、UXディレクター、UXコンサル……。正直、転職活動をして実際に面接を受けるまで、いや、受けてもなお、具体的にどんな仕事なのか想像がつきませんでした。今やっている、コードをひたすら書く仕事とは全然違っていたし、身の回りにそのような仕事をしている人もいなかったからです。

UXと名の付く仕事についていろいろ調べるうちに、UXリサーチという職種がにわかに魅力的に見えてきました。どうやらUXリサーチという仕事は、インタビューしたり観察したりしてユーザーの実態を掴むための仕事らしい。場合によってはアイトラッキングの機械とか使うらしい……。

最初に知ったとき、正直、そんなこと(←失礼)仕事になるのか??と思いました。同時に、そんなこと(←やはり失礼)が仕事になるならめちゃくちゃ嬉しい、とも思いました。人の話を聞くのはもともと好きだったし、誰かの言ったことについてじっくり考えるのも好きでした。何より、そこから人々についてなにか傾向めいたものを出すのは、自分が学生時代にやりたかったことでもありました。

これはUXリサーチャーなのかもしれない……、と思い、転職活動に本腰を入れ始めました。

UXリサーチャーの求人って全然ないね

しかし、調べてみると、UXリサーチャーの求人は全然ありませんでした。やはり、まだ世の中には全然広まっていない仕事なのだな、と思いました。UXリサーチャーを仕事にして将来食いっぱぐれないだろうか、という不安がうっすらと立ち込めてきました。

幸い、未経験でも応募できるUXリサーチャー職の求人が少しだけあったので、そこに応募しつつ、UXと名の付く仕事にはひと通り応募してみました。UXコンサルにも応募して、コンサル独特の雰囲気にノックアウトされたこともありました。

ご縁があって……

結局、その中の1社とご縁があり(というより、自分からすれば、本当に拾ってくれてありがとうございます(´;ω;`)の気持ちですが)、今に至るということになります。

振り返ってみて自画自賛したいのは、よく職種をもっと広く知ろうと思ったな!というところです。そう思わなければ絶対に出会わない仕事だったので。未経験でマイナーな職種に転職するのは不安もありましたが、今時点では全く後悔していません。

コメント

  1. しがないSE より:

    はじめまして
    私も現在IT関係の職についており、UXリサーチャーに興味を持っております。
    同じく人間に興味があり、ユーザにどう使われるか、ユーザがどう思っているかを考えるのが好きです。

    ただ、未経験も募集しているUXリサーチャー職が少なく難航しております。
    UXリサーチャーになるために、どういった企業を受けたり、どうやって転職活動を進めていったかについてよければお話し聞かせてもらませんか?
    (企業名とかが入る場合は、ご迷惑おかけしてしまうかもなのでメールでやりとりできたら嬉しいです)

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